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便秘でおならが良く出るのは何故?

誰でもおならは出るものですが、あまり出ない人と出やすい人がいるのはなぜでしょうか。まず出やすい人には理由が二つあります。一つはガスが発生しやすい食べ物を食べている場合、二つ目は日常的に空気を飲みこんでいる場合です。ガスや空気が胃に多くたまればげっぷが出やすくなり、腸に溜まればおならとなります。胃が伸び縮みしやすい場合は伸びた胃に空気が溜まると縮んで空気を外に出そうとするのでげっぷとなり、胃が緊張してあまり伸縮しない場合は空気がそのまま下に流れて長に溜まってしまいます。腸に空気が送られてくると腸のぜん動運動が激しくなって排出しようとするのです。
しかし腸の中には常に空気が存在しています。それは腸内ガスといって便を肛門の方に押し出す役目をしてくれています。そして腸内ガスは新陳代謝をしていて古いガスは排出されていくのです。15%は肛門から、残りの85%のガスは吐息とともに排出されています。一日当たりに排出されるガスの量は約500mlから2lで、肛門からは一日10回から20回排出されています。
腸内ガス自体は無味無臭で1%だけ臭うものが入っています。しかし腸内環境が悪いとそのバランスが崩れ、臭うガスがもっと多く含まれることがあります。排出されるガスの85%は吐息になるのですが、臭うガスが多くなると吐息も臭くなってくるのです。腸内ガスは「空気」と「消化活動によってできたガス」なのですが、もともと腸内で発生するガスは1割から3割で、空気が多くの割合を占めています。食べたものを消化してそのカスを分解する際にガスを作りだすのは腸内の細菌です。腸内細菌はたくさんの種類があり善玉と悪玉があるのですが、臭いガスを発生させるのは悪玉菌なのです。おならの成分の1%だけが臭いのですが、悪玉菌が発生する臭いが強烈なので、たとえ1%でも臭いがきつくなるのです。そのきつい臭いのおならがもし排出されずに腸の中にとどまってしまうと有害な成分が腸を傷つけて炎症を起こしたり、腸の血管から血液中に吸収されて他の内臓も病気になったりする可能性があるのです。
だから悪玉菌から発生する有害なガスはきちんと排出されなければいけないのです。食生活の乱れやストレスで腸内環境が悪くなったり、便秘など不規則な排便で大量の便が腸内に残ったり、老化によって腸の働きが鈍くなるとガスが有害なガスが腸内にたくさんたまってしまいます。そして腸内にガスがとどまるほど量も増えて腐敗臭のような臭いもさらにきつくなっていくのです。だから便秘がちな人は腸内に溜まっているガスも多いため、おならが出やすくなります。しかも臭いのきついものが出やすくなるため、便秘を改善することが大切になります。
ます、便秘の人は腸内環境をよくすることが大切です。善玉菌を増やすために野菜やヨーグルトなど、食物線維や乳酸菌を多く含むものを食べるとよいでしょう。また適度な運動をして腸をよく動くように心がけたり、ひどい時には安全な便秘薬や医師に頼ることも必要です。腸内に大量の便や悪玉菌から発生したガスをとどめておくことは危険です。腹痛がおそってきたり内臓の病気になる可能性があります。そして腸内環境がますます悪くなります。便秘になるとどうしてもガスもたくさんたまってしまいますが、自宅やトイレなど支障のないところではおならをできるだけ出すようにします。お腹を圧迫するようなポーズをとると出やすくなるのでお腹に溜め込まないようにすることが大切です。
そして食生活の改善、適度な運動、ストレスを溜めないことなどを心掛けて便秘にならないようにすることが、臭いガスをお腹にたくさん溜め込まないため、何回もガスを排出させることがないための方法です。